エネルギー情報局(Energy Information Administration:EIA)は、2023年の年間総発電量が2001年以来最低であった水力発電に関し、EIAの「短期エネルギー展望(Short-Term Energy Outlook:STEO)」に基づくと、2024年は2023年から6%増となり、年間総発電量は2,500億キロワット時になる見込みであることを明らかにした。地域別でみると、米国内ほぼ全域で水力発電による発電量は増加見込みで、特に、米国南東部地区(13%増)及び北西部・ロッキー山脈地区(3%増)において大幅増が見込まれる一方、カリフォルニア州地区ではほぼ横ばい(1%減)の見込みとされている。米国北西部・ロッキー山脈地区は、2023年には米国全体での水力発電による発電量の43%を占めたが、同地区に限定すると、5月にあった熱波の影響を受けて雪解けの時期が早まり、残りの年の水供給量が減少したため、発電量は2010年以来最低となった。なお、南東部地区では、特に原子力発電による発電量が飛躍的に増加の見込みとしている。