エネルギー省、水素ガス排出の検知・定量化のためのアプローチ開発支援で最高2,000万ドルを助成

エネルギー省(Department of Energy)は4月25日、水素ガス排出の検知・定量化のための革新的アプローチの開発を支援するために、最高2,000万ドルを助成することを発表した。エネルギー高等研究計画局(Advanced Research Projects Agency-Energy:ARPA-E)が管理する本イニシアティブは、環境に優しい水素の展開促進のために政府全体で取り組むというバイデン政権の取り組みを支援するもので、生産から最終用途に至るまで、水素サプライチェーン全体での排出検知に重点を置いている。水素は赤外光を吸収しないため、直接的には温室効果ガス(GHG)のような働きをしないものの、大気中のGHGの残存期間を延長するため、間接的GHGと考えられている。ARPA-Eは、①100メートル四方の区域において1時間あたり最低10kgの水素を検知・定量化、②検知区域あたりのコストが1万ドル以下、という技術を求めている。

ARPA-E “U.S. Department of Energy Announces $20 Million to Develop
Cost-Effective, Highly Accurate Hydrogen Detection and Quantification Technologies” (4/25/24)