米国は世界最大の液化天然ガス輸出国(2023年)

米エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)の「月間天然ガス(Natural Gas Monthly)」によれば、2023年に最も液化天然ガス(liquefied natural gas: LNG)を輸出した国は米国で、一日当たり平均11.9Bcf/dを輸出した。これは前年比12%(1.3Bcf/d)の増加となる。その次に輸出量が多かったのはオーストラリアとカタールで、2020年から2023年の間の年間輸出量は、10.1Bcf/d~10.5Bcf/dであった。米国のLNG輸出は、2023年2月にフリーポートLNG社(Freeport LNG)が再稼働し、4月までに全面生産となったことを受け、同年上半期に増加した。欧州における比較的強いLNG需要と、国際的な天然ガス高価格が、年間を通して米国のLNG輸出増を支えた。米国産LNGの最大輸入国は、オランダ、フランス、英国で、合計で米国のLNG輸出の35%を占める。アジアでは、日本と韓国が米国のLNG輸出の0.8Bcf/dを輸入し、米国のLNG輸出が多い4番目と5番目の国となった。

Energy Information Administration “The United States was the world’s largest liquefied natural gas exporter in 2023” (4/1/24)