米国科学審議会(National Science Board: NSB)が2月29日に発表した「発明と知識移転とイノベーション(Invention, Knowledge Transfer, and Innovation)」と題する報告によれば、中国、米国、欧州連合(European Union: EU)、日本は、それぞれの国で特許出願数を先導しているが、米国の出願数は2021年から2022年の間に減少した。2022年に米特許商標局(U.S. Patent & Trademark Office: USPTO)が付与した特許数(15万2,000件)の47%は米国内の発明家へ、53%は海外の発明家へ付与された。米国に付与された商標は2012年から2022年の間に15%増加した一方、中国に付与された商標は、40倍以上(2,810件から12万4件)増加した。その他のハイライトとして、①国際的には、中国と米国は、人工知能(AI)の特許を付与された数が最も多く、中国のAI特許は主に機械学習が対象となっている、②2000年から2022年の間に世界で約19万件のAI特許が付与されており、2022年には、約4万件のAI特許が中国の住所を持つ発明家に付与され、米国の住所の発明家に付与されたのは約9,000件であった、などが挙げられている。
National Science Foundation “Global Competitors Outpace U.S. in Patents” (2/29/24)