テキサス州議会上院は4月に、1万メガワットの天然ガス火力発電の新設を通じてグリッドの信頼性を向上させることを狙いとした100億ドルの「エネルギー保険プログラム(energy insurance program)」を承認した。下院では承認を得られなかったが、11月7日に行われた住民投票で、州法を改正してテキサス・エネルギー基金(Texas Energy Fund)を創設することが承認された。天然ガス火力発電所の建設やマイクログリッドの開発、州内の電力グリッドの一部現代化のために、低金利の融資が提供される。基金の支持派は、電力の信頼性を維持し、拡大し続ける州経済を支援するためには新たな発電能力が必要であると述べる。一方、反対派は、テキサス州はエネルギー効率への投資を増やすべき時であるのに、本件は化石燃料発電所の開発事業者への恩恵であると主張する。