エネルギー省と英国、核融合加速を目的とした戦略的パートナーシップについて合同声明を発表

米エネルギー省(Department of Energy)のデービッド・ターク副長官(David M. Turk)(Deputy Secretary)と、英国のアンドリュー・ボウイ原子力及びネットワーク長官(Andrew Bowie)(Minister for Nuclear and Networks)は、11月8日、ワシントンDCで会合し、合同声明を発表した。この声明では、エネルギー省と英国及びノーザン・アイルランドのエネルギー安全保障及び正味ゼロ省(Department for Energy Security and Net Zero: DESNZ)は、核融合エネルギーの実証と商業化の加速を目的として、新たな大型戦略パートナーシップを形成することを決定したことが記されている。この新たなパートナーシップは、米国の「商業核融合エネルギーの大胆な十年間ビジョン(Bold Decadal Vision for Commercial Fusion Energy)と、英国の「核融合戦略(Fusion Strategy)」を進展させることに焦点を当てる。パートナーシップを通じて、米英間の産官学における核融合関連の資源と施設の相補性を認識及び開発することを狙いとし、①米英間の既存の協定に基づき、商業的に可能な核融合エネルギーの実現における技術的課題への対処、②核融合の研究開発に必要な新たな主要国家施設の開発と共通のアクセスへの焦点、などに取り組む意向である。

Department of Energy “Joint Statement Between DOE and the UK Department for Energy Security and Net Zero Concerning a Strategic Partnership to Accelerate Fusion” (11/8/23)