カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission: CEC)は今般、「カリフォルニア州内における長期エネルギー貯蔵の価値を評価する(Assessing the Value of Long-Duration Energy Storage in California)」と題する報告書を発表した。それによれば、既存の天然ガス資源を維持する場合、カリフォルニア州独立系統運用機関(California Independent System Operator)は2045年までに最大5ギガワット(GW)の長期エネルギー貯蔵能力が必要となる可能性がある。一方、より大規模な脱炭素化と、州内の天然ガス資源の潜在的な撤廃を目指す場合、2045年までに最大37GWの長期エネルギー貯蔵能力が必要となる可能性がある。カリフォルニア州の政策策定者は、州のクリーン・エネルギー移行において長期エネルギー貯蔵が果たす潜在的な役割に注目している。その一例として、昨年12月には、フォーム・エネルギー社(Form Energy)の鉄空気電池貯蔵プロジェクト建設に3,000万ドルのグラントを発表した。