「憂慮する科学者同盟(Union of Concerned Scientists: UCS)」は1月9日、天然ガス発電所のパフォーマンスについて分析した短信を発表し、「こうした発電所は、特に異常気象が発生した際などに、信頼できない存在となる可能性がある。そしてこうした異常気象は、温暖化ガスに広く起因する気候の影響の結果として頻度と強度が高まりつつある」と結論づけた。UCSが発表した短信「天然ガスの故障:天然ガス発電所の信頼性に対する疑問の呼びかけ(Gas Malfunction: Calling Into Question the Reliability of Gas Power Plants)」は、冬季及び夏季における異常気象下での天然ガス発電所の物理的な影響を調査したもので、発電所の設備に対する直接的な影響と燃料供給問題の双方を調査している。天然ガス発電所の信頼性に関する問題を解決するには、規制当局及びユーティリティ機関がクリーンな代替策を優先付けることが必要であるとしており、再生可能やエネルギー貯蔵、送配電の他、需要側の柔軟性やエネルギー効率に関する技術への投資を勧告している。