下院、大学院修了留学生に永住ビザを与える法案を可決

議会下院は11月30日、米国研究大学において科学・技術・工学・数学(STEM)分野で高度な学位を取得した外国人卒業生を対象に、最高5万5,000人分の永住ビザを配分することを規定した法案「STEM雇用法案(STEM Jobs Act)」を可決した。投票結果は245対139で、下院共和党のほぼ全議員と27名の民主党議員が支持した。STEM雇用法案は、従来の「移民多様化ビザ・プログラム」(年間5万5,000人に永住ビザを提供する)を廃止し、高度な学位を有する外国人卒業生を対象とした特別なビザ枠を設定するという内容である。下院民主党議員の多くと大統領府は、STEM向けのビザ拡大は支持するが、そのために移民多様化ビザ・プログラムを廃止することには反対している。同法案が民主党主導の上院で取り上げられる見込みはなく、今後の更なる進展はないとみられる。
The Chronicle “House Passes Visa Bill for Foreign Graduates, Over Democrats’ Objections” (11/30/12)