ニューヨーク州の環境保全省(Department of Environmental Conservation: DEC)は6月28日、新規発電所及び既存の発電所の拡張を対象とした二酸化炭素排出規制を発表した。それによれば、ベースロードの化石燃料発電所の新規建設及び拡張に関して、二酸化炭素の排出上限を1メガワット時当たり925パウンドに、単純サイクル燃焼タービンの二酸化炭素排出上限を同1450パウンドとしている。エネルギー専門家によれば、石炭発電所は1メガワット時当たり1,000パウンド以上の二酸化炭素を排出することから、新規制下では、炭素捕獲・隔離システムが導入されない限り、新規の石炭発電所を建設することは不可能となる。ニューヨーク州内には現在、約20件の石炭発電所があり、新規建設の計画はない。
Reuters “NY adopts CO2 rules that limit new coal power plants” (6/28/12)