NIH共通資金から新たなプログラム立ち上げ

国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)のフランシス・コリンズ所長(Francis S. Collins)は7月2日、NIH共通資金(NIH Common Fund)の新たな優先案件として、細胞間の伝達に関する新手法及び診断未確定の疾病に関する理解を研究するための新プログラムを発表した。一つは、「診断未確定疾病プログラム(Undiagnosed Disease Program: UDP)」で、ゲノミクスの進展や臨床プロジェクトに基礎研究者からの見地を取り入れるなどして、診断未確定疾病の発見や診断、治療に重点を置く医療研究センターの新たなネットワークを作ることを目標としている。UDPには7年間で約1億4,500万ドルの提供が予定されている。もう一つは、「細胞外RNA伝達プログラム(Extracellular RNA Communication program)」で、細胞外のリボ核酸(ribonucleic acids: RNAs)を使い、細胞間の伝達に関する新たな研究手法を模索する。同プログラムには、5年間で約1億3,000万ドルの提供が予定されている。これらのプログラムは2013年度に開始される予定である。
National Institutes of Health “NIH Common Fund announces new programs” (7/2/12)