米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、技術・イノベーション・パートナーシップ総局(Directorate for Technology, Innovation and Partnerships: TIP)の投資ロードマップを発表した。TIPの戦略的ビジョンを概説し、主要な技術分野における米国の競争力進展に焦点をあわせた初期投資判断の指針となるものである。2022年CHIPS及び科学法(CHIPS and Science Act of 2022)により、TIP総局が設立され、NSFは米国の競争力を高めるために、向こう3年間に、主要技術分野でどのように的を絞った投資を育成するかを定義する報告書を発表するよう義務付けられた。TIPロードマップは3年ごとに更新されて主要技術分野の評価が行われ、米国競争力への効果を最大限にするための段階的投資に関する計画への情報提供として利用される。報告書によれば、短期的なTIP投資の主要技術分野として、人工知能(AI)、バイオテクノロジー、先端通信技術、データ貯蔵及び管理、の4件が特定されている。