米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、たんぱく質の設計に関して人工知能(AI)をベースとした手法の解釈を加速させることを意図した新たな資金提供機会(4,000万ドル)を発表した。この取り組みを通じて、米国のバイオ経済にとって重要な新たな応用の実現を目指す。NSFは今後3年間、「使用にヒントを得たたんぱく質設計の加速(Use-Inspired Acceleration of Protein Design: USPRD)」イニシアチブを通じて、酵素の設計に重点を置いた形を中心に、たんぱく質の設計及びその応用を進展させることを模索する。NSFの技術・イノベーション・パートナーシップ総局(Directorate for Technology, Innovation and Partnerships: TIP)の高官は、「USPRDには、様々な応用分野でAIを活用したたんぱく質設計の利用を加速させる上で問題となる障害を打破できる可能性がある」と述べる。USPRDは、アイデア・ラボ(Ideas Lab)のプロセスを使い、具体的な問題や大きな課題に対する潜在的なソリューションや手法の開発に協調的に取り組むことに関心を持つ約40名の専門家ならびに関係者による双方向的な作業部会を実施する。アイデア・ラボへの参加には、予備的プロポーザルの承認が必要。