米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)は、米国電子機器業界の未来にとって重要な次世代半導体技術に関する長期的研究を支援するため、プロジェクトの募集を行っている。NISTは受益プロジェクトに対し、初年度は最高260万ドルを給付する計画で、最長5年間の継続給付の可能性がある。受益するには、非連邦機関によるコスト負担(最低25%)が義務付けられる。今回の新たな取り組みは、現在のコンピューターチップであるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor、 相補型金属酸化膜半導体)技術とは大きく異なる新規の技術開発を狙いとしている。CMOSは部品の縮小化が進み、今後10~15年以内に物理的限界に達すると予測されており、NISTは、業界主導で学術機関や非営利団体、政府機関などが参加するパートナーシップ・プログラムへの支援を行いたいとしている。
NIST “NIST Announces $2.6 Million in Funding for Novel Semiconductor Research” (3/20/12)