NIHに新たな科学的進展に対応することを要請する報告書発表

マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT)の学際的パネルが作成した報告書によれば、医療ケアやエネルギー生産、食品に至るあらゆるものを変革する科学的進展が進行中であるという。報告書の作成者らが「コンバージェンス(convergence)」と名づけたこの進展は、実質的に物理科学および工学と生物学の統合である。このコンバージェンスが実現しつつある場所の一例として、生物学者と工学者が共同で研究を行うMITのコッホ癌総合研究所(Koch Institute for Integrative Cancer Research)が挙げられている。報告書はまた、国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)がこの新たな科学的進展をより効果的に支援するためには、NIHへの連邦予算をインフレ並みまたはそれ以上への引き上げ、ピアレビューの改革、小規模な学際研究を支援するコンバージェンス・センターの設立などが望ましいと勧告している。
The Great Beyond “Report urges NIH to adapt to a new scientific revolution” (1/4/11)