情報技術・イノベーション財団(Information Technology & Innovation Foundation: ITIF)は12月13日、「2023年ハミルトン指標:戦略的産業で中国が抜け出す(The Hamilton Index, 2023: China Is Running Away With Strategic Industries)」と題する報告書を発表した。それによれば、中国は、世界経済の中心にある先端技術及び戦略的に重要な産業で圧倒的なリードを取り、米国や先進7カ国(G7)、経済協力開発機構(Organisation for Economic Cooperation and Development: OECD)の国々から市場シェアを奪取している。報告書の主要なファインディングとして、①2020年時点で、中国は、報告書の対象となっている10の業界のうち、7業界(コンピュータ及びエレクトロニクス、化学、機械及び設備、自動車、基礎金属など)で、世界の生産者のリーダーとなっている、②中国は2020年に、10業界全体で世界生産の4分の1以上を生産しており、その割合は2008年の12.9%から増加した、などが挙げられている。