スコット・プリュット氏(Scott Pruitt)は、上院に環境保護長官(administrator of the Environmental Protection Agency: EPA)として承認された数日後、保守派の会合に出席し、「EPAの廃止は正当化されると思う」と述べた。また、プリュット長官は就任以来、EPA内の上級高官を自身と同様の考え方を持つ保守派で埋めている。その多くは気候変動に懐疑的で、全員が現行の環境規制は過度に押しつけがましく、ビジネスに有害であると考え、これらの撤回を意図している。オクラホマ州の司法長官であったプリュット長官は、自身の首席補佐官や副長官(上院の承認が必要)といったポストに、同州選出共和党議員の友人兼仲間であるジェームズ・インホフ議員(James Inhofe)のスタッフから引き抜いている。また、先の大統領選挙でワシントン州におけるトランプ候補(当時)の選挙運動を支援した元州議員と現州議員もEPA内での要職就任が決定、検討されている。
New York Times “E.P.A. Head Stacks Agency With Climate Change Skeptics” (3/7/17)