ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は7月17日、人工知能(AI)データセンターの急速な需要増加により、国内電力の需要不足が今後5年間で100ギガワット(GW)以上に達する見通しとするバンク・オブ・アメリカ社(Bank of America: BofA)の分析結果について報じた。2026年から2030年にかけての全米電力需要は年平均4.1%増で拡大する見通しで、データセンターのみでも約125GWの負荷を追加すると試算している。一方で、電力会社による供給能力の追加計画は、現規制下で約93GWにとどまる見込みで、大型ガスタービンの製造ラインが2030年までフル稼働する中、開発事業者は自前のガスエンジン発電設備や蓄電池の導入を加速させるなどして既に7.5GW超の自家発電付きデータセンター建設を着工した。電力会社側も既存石炭火力発電所の廃止延期や、電力網増強で信頼性維持を図る構えで、同銀行アナリストは、市場の制約要因が需要そのものではなく、供給能力に移行しつつあると指摘している。
Utility Dive “AI data center growth could force US utilities to rethink generation plans, BofA says” (07/17/26)
https://www.utilitydive.com/news/ai-data-center-growth-utilities-generation-plans/825541/