工学技術の役割に関する新たな報告書が発表される

米国工学アカデミー(National Academy of Engineering: NAE)が発表した報告書「米国における工学技術教育(Engineering technology Education in the United States)」によれば、工学技術(engineering technology: ET)分野に従事している労働者は米国の技術インフラ及びイノベーション能力の支援において重要な役割を果たしている一方で、学術分野あるいは雇用部門においてETはほとんど認知されていないという。伝統的な工学と工学技術には類似性があるものの、工学者(engineer)は米国の技術システムの設計を担っていると考えられているのに対して、工学技術者(ET)と技術者(technologist)はこうしたシステムの構築及び運用を支援するものである。2014年には、4年制の工学学位が9万4,000件、4年制のET学位が約1万8,000件、2年制のET学位が3万4,000件以上、授与された。報告書は、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、ET分野への入学、継続、卒業に影響する要素に関する研究への助成を検討すべきであるといった勧告を提示している。
National Academies “New Report Examines Role of Engineering Technology, Calls for Increased Awareness of Field of Study and Employment” (2/15/17)