NIH報告書、大学院生の研修内容を重視するよう勧告

国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の国立総合医科学研究所(National Institute of General Medical Sciences:NIGMS)は大学院生およびポスドク研究者の研修について、「これらの研修プログラムを通じて、学生がアドバイザーの後を追って学界の道に進むためのスキルだけでなく、科学分野における様々なキャリアを追求できるスキルを提供すべきである」と勧告する報告書を発表した。報告書は、「教員には、より多様な労働力の構築を支援する義務がある」とも指摘している。ただし、こうした目標をどのように達成するかについて具体的な提案は行われていない。大学院生やポスドク研究者の研修内容を見直すべきだとの声はこれまでにも上がっていたが、NIHによる報告書という点で注目されている。報告書を受け、関係者の間では、この新たなアプローチによりNIHの最も一般的なR01グラントなどで審査基準が変更するのではないかという懸念が示されている。
AAAS “NIH Report Urges Greater Emphasis on Training for All Graduate Students” (2/4/11)