国防総省、兵器調達プロセスが遅延 GAO報告

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は7月2日、国防総省(Department of Defense)による予算内での高額兵器システム開発・調達遅延が継続していると発表した。同局の年次報告書によると、開発に時間がかかる技術を迅速調達する形で一部プログラムを開始したことにより、兵器の納期遅延につながったという。主要防衛調達プログラム(Major Defense Acquisition Programs: MDAP)の兵器配備までにかかる期間は12年以上と長期化し、特に5年以内の配備を目指す迅速調達経路においては、未成熟な技術を組み込んだまま開始されたことで計画全体の遅延を招く要因になった。GAOは、確実な兵器の迅速配備実現に向け、開発開始時点で確立された成熟技術のみに限定すること、もしくは最先端手法の一貫した実践により開発速度を早めるなどに加え、未成熟な技術は別枠で開発を進めるよう提言しており、同省もこの勧告に同意している。

GAO “Weapon Systems Annual Assessment: Requiring Mature Technologies Could Enable Shift to Rapid Delivery” (07/02/26)
https://www.gao.gov/products/gao-26-108457