NEXTGOV/FCWは5月6日、食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)が人工知能(AI)ツール「エルサ4.0(Elsa 4.0)」を導入したと報じた。業務効率化と科学的審査を迅速化することが目的で、新たに構築されたデータ基盤「統合型AI及びデータ・ライフサイクル管理(Harmonized AI & Lifecycle Operations for Data: HALO)」とこの最新版ツールを統合することで、これまで分散していた局内の膨大な情報をまとめ、一括アクセスすることを可能にした。同システムは、グーグル・クラウド・プラットフォーム(Google Cloud Platform: GCP)上で稼働し、文書生成やデータ分析、音声のテキスト化などの機能を備える一方で、機密保持のため、民間企業から提出されたデータによる学習は行わない仕様となっている。FDAは近年、IT基盤の改善を推進しており、2025年初頭にはわずか1%だった職員の生成AI利用率は、現在80%を超える水準まで急拡大するなど、科学者が専門的な研究に専念できる環境を整えると強調している。
NEXTGOV/FCW “FDA launches updated AI and consolidated data platform” (05/06/26)
https://www.nextgov.com/artificial-intelligence/2026/05/fda-launches-updated-ai-and-consolidated-data-platform/413370/