地方裁判所、米政府による再生可能エネルギー制限の多くを差止

マサチューセッツ地区地方裁判所(US District Court for the District of Massachusetts)の    判事は4月21日、訴訟の当事者を対象に、米政府が再生可能エネルギー開発に関する様々な制限を適用することを阻止する仮差止命令を発令した。本判決は、同裁判所の別の判事が昨年12月に下した判決を拡大し、同判決の論理を広範な連邦規則とより多くの再生可能エネルギー開発事業者に適用するものとなった。12月の判決では、大陸棚全域を潜在的なオフショア風力開発の対象外とする連邦政府の決定は、行政手続法(Administrative Procedures Act)に違反すると判断された。その際判事は、「規則は恣意的で合理性を欠き、政府が提供した唯一の正当化の理由は、トランプ大統領の大統領令を実施したという点のみである」とした。12月の判決では、判決の対象がオフショア風力開発事業者と沿岸州のみであったが、今回の訴訟は業界団体が関与していることから、その加盟企業全体に適用される他、複数の連邦機関が提訴されており、より広範な連邦規則が対象となっている。

Ars Technica “New court ruling blocks many of the government’s anti-renewable policies” (04/22/26)
https://arstechnica.com/tech-policy/2026/04/new-court-ruling-blocks-many-of-the-governments-anti-renewable-policies/