宇宙財団(Space Foundation)が7月19日に発表した年間調査結果によれば、世界の宇宙経済規模は2023年に5,700億ドルに達した。これは前年の5,310億ドルから7.4%の増加である。また、軍事宇宙支出は2023年に18%も急増して570億ドルとなった。宇宙財団は、「この規模は、10年前の宇宙経済のほぼ2倍である。その大きな要因は、商業市場のブームだが、政府も国家安全保障上の宇宙領域の重要性に認識を高めつつある」とする。財団によれば、各国政府による宇宙支出は2023年に11%増加して1,250億ドルとなった。宇宙支出が最も多い上位10カ国のうち9カ国(米、中、日、露、欧州連合、仏、独、伊、韓)で予算の伸びが2桁となっている。また、1,250億ドルのうち軍事支出が46%を占め、その大半(80%)は米国によるものだが、日本とポートランドを含む他国も宇宙防衛支出を2023年に急増させたと、宇宙財団は報告している。