米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の米国科学工学統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics: NCSES)の発表によれば、全国で42件ある「連邦資金を受けた研究開発センター(federally funded research and development centers: FFRDCs)」の2023年度のR&D支出は293億ドルで、現在ドル(current dollars)で前年度比12.7%増となった。連邦政府が拠出したR&D資金は289億ドルで、同資金は前年度より12.8%増加した。2023年度は、2011-2013年度にR&D支出が減少して以来、10年連続の増加(名目)となる。実質ドル(constant dollars)(2017年を基準)で見ると、最近では、2021-2022年度に減少している。また、実質ドルで見ると、FFRDCによるR&D支出の合計は、2013-2023年度に年平均2.6%増加した。現在ドルでは同期間に年平均5.2%増加している。FFRDCによるR&D支出の98.5%は連邦資金で、非連邦による資金の内訳は、企業、非営利組織、州及び地方自治体、その他、となっている。連邦機関の中では、エネルギー省(Department of Energy: DOE)が56.7%、国防総省(Department of Defense)が20.7%を占めた。記事ではこの他に、具体的なFFRDCにおける支出のトレンド、R&Dの種別の支出について記述している。