手頃な価格のEV不足、米国での広範な普及の壁に

バンク・オブ・アメリカ(Bank of America: BofA)が6月24日に発表したグローバル・リサーチ報告(Global Research report)によれば、電気自動車(EV)の価格高が米国消費者の間の普及を鈍化させており、予想される導入曲線は1年以上遅れる見通しである。BofAの分析は、「米国の消費者の大半は、EVの価格が内燃エンジン自動車と競争的になった場合にEVを購入する」という仮定に基づいている。しかし、製造事業者が、EVを価格の面で内燃エンジン自動車と競争的にするのは2028年以降となると考えている。BofAの研究メモによれば、EVの普及率は、今年これまでのところ、平均6.8%となっており、2023年の7.5%から下落している。BofAのアナリストは現在、EVが自動車販売に占める割合は、2024年は約8%、2027年は14%、2030年は29%と予測している。ブルムバーグ社(Bloomberg)のアナリストも同様の見通しを示した「2024年電気自動車概況(Electric Vehicle Outlook 2024)」を6月12日に報告している。

Utility Dive “Lack of affordable electric vehicles will limit widespread US adoption until at least 2028: BofA” (6/26/24)