世界的な科学アカデミー・ネットワークが研究の完全性推進に向けた報告書を発表

インター・アカデミー評議会(InterAcademy Council: IAC)と世界的な科学アカデミーのネットワークであるIAPは、世界中の研究者が共通の科学的価値や倫理的行動を守るよう奨励することを目的とした報告書を発表した。この報告書「世界の研究事業における責任ある行動:政策報告書(Responsible Conduct in the Global Research Enterprise: A Policy Report)」は、IACとIAPによる科学的完全性に関するプロジェクトの初の報告書である。報告書は、知識の発展を効率的に加速させるためには、責任ある行動に基づく自己修正は容認されるとした上で、無責任な研究を調査し、罰するための手順や制度は必要であるが、無責任な行動の防止を目的としたメンター制度や教育の取り組みが最終的にはより重要であると強調している。報告書はまた、世界的な研究事業において問題となりつつあるいくつかの傾向について、勧告や提案を行っている。
InterAcademy Council “World Science Academies Release Report to Promote Research Integrity” (10/17/12)