情報筋によれば、エヌビディア社(Nvidia)はクラウド・コンピューティング企業や先端人工知能(AI)プロセッサなどを対象としたカスタムメイドのチップの設計に焦点を当てた新たなビジネス部門を構築中である。AIチップの世界的な設計者及び供給事業者である同社は、急成長しつつあるカスタムメイドのAIチップ市場の一部を確保し、自社製品の代替品開発を追求している数多くの企業から自社を防御しようとしている。エヌビディア社のH100及びA100チップは、一般的な多目的AIプロセッサとして利用されているが、技術企業各社は、具体的なニーズに対応するチップを社内開発することに取り組み始めている。こうした中、エヌビディア社は、競合会社に流れつつあるこれらの企業のカスタムAIチップ開発を援助する役割を試みている。情報筋によれば、エヌビディア社の幹部は、アマゾン(Amazon.com)やメタ(Meta)、マイクロソフト(Microsoft)などの企業の代表者と会い、これらの企業におけるカスタム・チップ製作について協議したという。広範なカスタム・チップ市場の規模は、2023年は約300億ドルで、これは世界的なチップ売上の約5%を占める。
Reuters “Exclusive: Nvidia pursues $30 billion custom chip opportunity with new unit” (2/9/24)