ベテラン補佐官、米国の気候外交官トップの職を引き継ぐ

バイデン大統領は、今春に退任するジョン・ケリー米気候変動担当特使(John F. Kerry)の後任として、上級顧問のジョン・ポデスタ氏(John D. Podesta)を起用する。同氏は長年の民主党ストラテジストで、現在はクリーンエネルギー担当の上級顧問を務めている。新たな役割に就任するにあたり、国務省(Department of State)に移動せずに、大統領府に留まる。新しい役職名は、「国際気候政策担当大統領上級顧問(senior adviser to the president for international climate policy)」。ポデスタ氏は現在、バイデン大統領の代表的な気候法であるインフレ低減法(Inflation Reduction Act)の実践を監督しており、過去には2015年のパリ気候協定の仲介でオバマ大統領の側近として重要な役割を果たすなどしている。今回の動きは、バイデン大統領による気候議題と、地球温暖化を鈍化させようとする世界的な取り組みにとって重要な時に発生している。大統領は、任期中に強力な環境規制を取りまとめようとしており、トランプ前大統領は、大統領選挙運動でこうした措置の多くを撤回すると誓約している。選挙結果は、米国の信用に影響をもたらす可能性がある。

Washington Post “https://www.washingtonpost.com/climate-environment/2024/01/31/podesta-john-kerry-climate-envoy/” (1/31/24)