アトランティック評議会(Atlantic Council)の国防イノベーション採用に関する委員会(Commission on Defense Innovation Adoption)が1月16日に発表した最終報告によれば、国防総省(Department of Defense)は技術的分野で進展を遂げつつあるものの、中国とロシアが呈する脅威を抑止するにはまだ長い道のりがあるという。委員会は、元国防長官(Secretary of Defense)のマーク・エスパー氏(Mark Esper)と、元空軍長官(Secretary of the Air Force)のデボラ・リー・ジェームス氏(Deborah Lee James)が共同委員長を務める。委員会は昨年4月に発表した暫定報告の中で、国防総省及び議会に対して、新技術の早期採用を実現するための10件の広範な勧告を提示した。最終報告によれば、2023年11月現在、10件全ての勧告で進展しているが、委員会は、「完全な実践に至るには時間を要する広範かつ戦略的な問題がある」との認識を示している。