今後2年間、ソーラーと風力が米国の発電増加を主導するとの予測

エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は最新の短期エネルギー概況(Short-Term Energy Outlook)で、「今後2年間、風力とソーラーによる発電が米国の発電量の増加を先導する」との予測を示した。EIAは、米国のソーラー発電は、2023年の1,630億キロワット時(kWh)から2025年は2,860億kWhに75%増加すると予測し、風力発電は、2023年の4,300億kWhから2025年は4,760億kWhと11%増加すると予測している。米国の電力部門は2023年に、4兆170億kWhの電力を生産し、このうち、再生可能資源(風力、ソーラー、水力、バイオマス、地熱)が22%(8,740億kWh)を占めた。再生可能電力の年間発電量は、2021年に初めて原子力発電を、2022年に初めて石炭発電を上回った。再生可能資源の成長とは対照的に、石炭による発電は2023年の6,650億kWhから2025年は5,480億kWhに減少すると予測されている。米国の発電の最大調達源は引き続き天然ガスで、2024年及び2025年の年間発電量は約1兆7,000億kWhと予測されており、これは昨年と同水準である。

Energy Information Administration “Solar and wind to lead growth of U.S. power generation for the next two years” (1/16/24)