国家科学技術会議(National Science and Technology Council: NSTC)は2023年12月、「2023年連邦サイバーセキュリティ研究開発戦略計画(Federal Cybersecurity Research and Development Strategic Plan (2023))」を発表した。先に発表されていた2019年版に取って代わるものである。本戦略計画は、連邦資金によるサイバーセキュリティの研究開発(R&D)を調整し、ガイドとなることを狙いとしており、これには総意に基づく標準とベストプラクティスの策定も含まれる。計画は、米国に恩恵をもたらす連邦サイバーセキュリティR&D活動及び投資のフォーカス構造として、5つの優先分野(人間を中心とするサイバーセキュリティ、信頼性、サイバー対応力、サイバーセキュリティ指標、サイバーセキュリティ研究インフラ)と、3つの連邦優先事項の応用シナリオ(セキュアなソフトウェアとハードウェアのサプライチェーン、信頼できる人工知能、セキュアなクリーン・エネルギー未来)を特定している。