米政府は、多くのクリーンエネルギー企業との融資契約を期限内に取りまとめるべく迅速な手続きを開始してから1年後の現在、実際に提供された資金は約束された金額の半分以下で、資金提供の遅れが指摘されている。その要因には、手続き上の問題や、契約で定められた成果や条件を企業が達成できずにいることなどが挙げられるが、破綻の可能性がある企業のリスクを負うことを政府高官が恐れている点も、こうした遅延の一因となっている可能性がある。特に、昨年、ソーラー・パネル・メーカー、ソリンドラ社(Solyndra)が5億2,7000万ドルの政府融資を受けた後に倒産し、その後に巻き起こった政治的批判の嵐が、担当官の懸念を招いている可能性があると、業界の専門家や投資家らは見ている。
Reuters “Delays dog U.S. government loans to green energy projects” (10/2/12)