国立再生可能エネルギー研究所、2023年標準シナリオを発表

国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)は、「2023年標準シナリオ(2023 Standard Scenarios)」を発表した。2050年までの米国電力部門における潜在的な変化を示したもので、電力システム計画のガイドとなり、共通の前提を基に対話を行うことができるようになる。標準シナリオは、米国電力部門の意思決定を支援する事を目的として、NRELが毎年作成している。標準シナリオアには、変化の可能性を反映するベースラインとなる「中間事例(Mid-case)」と呼ばれるシナリオが含まれる。今年の中間事例は、2050年までに風力及びソーラー電力が大きく成長する可能性があることを示しており、風力の発電能力は750ギガワット(GW)、ソーラーは1,100GWに増加する可能性がある。これは現行の5倍(風力)と10倍(ソーラー)である。また、全てのシナリオにおいて、米国電力部門の排出は2030年代半ばを通じて大幅に減少する可能性が示されている。

National Renewable Energy Laboratory “NREL Releases the 2023 Standard Scenarios” (1/9/24)