「財政の崖」に直面するオバマ大統領、再選すれば早急に財務長官を指名へ

オバマ大統領は、11月の大統領選挙で再選されれば、真っ先に新財務長官を指名する見込みである。そして関係者によれば、その人物は、増税と歳出削減という迫りつつある「財政の崖」問題に関して、議会との交渉で鍵となる役割を果たすと考えられている。退任の意向を表明しているティモシー・ガイトナー財務長官(Timothy Geithner)の後継者として頻繁に名前が挙がっているのは、大統領首席補佐官(White House Chief of Staff)のジェイコブ・ルー氏(Jacob Lew)と、クリントン大統領時代に首席補佐官を務めたアースキン・ボウルズ氏(Erskine Bowles)の2人である。一方、共和党大統領候補のミット・ロムニー氏(Mitt Romney)が当選した場合の財務長官候補としては、コロンビア大学経営大学院(Columbia University Graduate School of Business)学長のグレン・ハバード氏(Glenn Hubbard)や、世界銀行(World Bank)前総裁のロバート・ゼーリック氏(Robert Zoellick)の名前が挙がっている。
Wall Street Journal “Facing ‘Fiscal Cliff,’ Obama Would Quickly Fill Treasury Job” (10/1/12)