州政府から公立研究大学への資金削減状況は一様ではないとの報告

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)が2月に発表した「2012年科学工学指標(Science and Engineering Indicators 2012)」で、「上位101件の公立大学への州政府による資金提供(学生一人あたり)は、2002年から2010年の間に平均20%減少した」と報告されていたが、米国科学審議会(National Science Board: NSB)が9月25日に発表した本件に関する詳細な報告書では、その削減内容が国全体で一様ではないことが明らかになった。例えば、4つの公立研究大学に全米で10番目に多い学生が在籍しているニューヨーク州では、州政府から提供される学生一人当たりの資金が72%増加したのに対し、イリノイ州の3件の公立研究大学では州政府からの学生一人当たりの資金が37%減少している。こうした背景には、厳しい州政府予算の他、不況を受けて大学に入学する学生が増えたことが挙げられる。
Science Insider “Funding Cuts to Universities Vary Widely by State” (9/25/12)