米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、高速かつオープンな次世代ネットワークの可能性を実現することを狙いとした大統領府イニシアチブ、「米国イグナイト(US Ignite)」の中心機関となることを発表した。米国イグナイトは、NSFが行う「ネットワーキング・イノベーションのためのグローバル環境(Global Environment for Networking Innovation: GENI)」プロジェクトへの投資を拡大して行われることになる。GENIは、高速でプログラム可能な「仮想研究所」として機能し、大学研究者がいわゆる「未来のインターネット」を実験できるというイニシアティブで、米国イグナイトは、このGENIを使って高速ブロードバンド資源を結び、全国の大学や都市にテストベッドを作る計画である。NSFは米国イグナイトへのコミットメントを示す取り組みの一環として、研究・教育関係者らに対し、GENIを通じて開発された先端ネットワークを活用し、社会的影響を持つ新規アプリケーションの開発事業案を募っている。
National Science Foundation “NSF Leadership in Discovery and Innovation Sparks White House US Ignite Initiative” (6/13/12)