炭素排出がユーティリティ企業の環境的懸念事項の第3位に浮上

エンジニアリング及びコンサルティング会社のブラック&ビーチ社(Black & Veatch)が発表した報告書によれば、電力ユーティリティ企業の環境的懸念事項として、「物理的な炭素排出(Physical carbon emissions)」が第3位となっている。これは、昨年の6位からの浮上となっている。同社が電力ユーティリティ企業を対象に調査を行い毎年発表している同報告書において、ユーティリティ企業が環境的懸念事項として挙げているのは、過去6年間にわたり、1位が「炭素排出法案(carbon emissions legislation)」、2位が「水の供給問題(water supply issues)」となっている。また今回の報告書によれば、回答者の90%が「再生可能エネルギーにより消費者価格は5~30%上昇する」と考えているという。一方、世界銀行(World Bank)が発表した報告書によれば、世界における炭素市場は2011年に11%増加して1,760億ドルに成長したという。炭素市場で最も大きな部分を占めているのは欧州連合(European Union: EU)排出枠制度(EU Allowances)で、1,480億ドル相当となった。
Environmental Leader “Global Carbon Market Up 11%; Carbon Emissions No. 3 Among Utilities’ Environmental Concerns” (6/5/12)