下院監視政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee)の共和党議員らは3月20日、連邦政府が低所得者住宅向けに行っているエネルギー効率支援プログラム(50億ドル規模)は時として欠陥工事が行われ、住宅所有者の状況が悪化する事態を招いていると批判する報告書を発表した。今回の発表により、本プログラムを実施するエネルギー省(Department of Energy)や、本プログラムに大規模な資金拠出を行った2009年の景気対策法(ARRA)に対する批判が加速しそうである。報告書によれば、日光を遮ることで燃料代の節約を意図した機器が日陰の窓に設置されていたり、暖房機器のある部屋で配線にフォーム材を使った目止め措置が行われ、火災の危険をもたらしているケースなどがある他、未経験の企業が耐候化業務を受注したり、適切な訓練を受けていない事業主がいるという。
Wall Street Journal “U.S. Energy-Efficiency Program Falls Short, Report Says” (3/20/12)