米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science:AAAS)の研究開発予算・政策プログラム(R&D Budget and Policy Program)が発表した分析報告によれば、オバマ大統領が提出した2013年度予算教書で、R&D予算は1.3%増加となったが、この上昇はインフレ上昇以下となるであろうという。2013年度の研究開発支出は前年比18億ドル増加の1,422億ドルとなり、増加分の多くはイノベーションの支援と研究開発減税の恒久化に充当されるという。ただし、社会保障給付金やその他の義務的歳出の増加により、連邦研究開発支出が全予算に占める割合は3.7%となり、これは50年以上ぶりの最低水準となっている。2013年度予算の研究開発予算の傾向としては、昨年同様、非防衛部門の基礎・応用研究への予算増が提案されていることが挙げられる。
AAAS “Science Funding Edges Up in President’s FY 2013 R&D Budget Proposal, Says AAAS Analysis” (3/9/12)