量子経済開発コンソーシアム、新たな量子標準に関する論文を発表

量子経済開発コンソーシアム(Quantum Economic Development Consortium: QED-C)は先般、「アプリケーション主導型のパフォーマンス基準を使った量子アルゴリズムの模索(Quantum Algorithm Exploration using Application-Oriented Performance Benchmarks)」と題する論文を発表した。標準化の取り組みは新しいものではなく、「効果的な標準化のツールは必要とされており、量子技術の進展とその後の導入の助けとなるものである」と広く認識されている。しかし、それを正しく行うことは様々な理由から容易ではない(現時点では、全ての既存の量子コンピュータは実質的に開発段階であり、急速に変化していることなどが理由)。いわゆる「システム・レベル」で同一条件の指標を構築することは困難な状況であり、アプリケーションのパフォーマンスに基づく標準を作成することは、システム・レベルでの標準化に伴う問題を解決できる。これは、広い意味で、基礎となるシステムとアーキテクチャーの詳細を抽象化し、特定の量子コンピュータがアプリケーション/アルゴリズムを実行する速度と正確さに焦点を当てるからである。

HP Wire “QED-C Issues New Quantum Benchmarking Paper” (2/20/24)