米国科学審議会(National Science Board: NSB)は3月13日、隔年で発表している「科学工学指標(Science and Engineering Indicators)」を発表した。対象は2021年までに収集されたデータとなっている。2024年の科学工学指標によれば、米国は引き続き研究開発(R&D)の圧倒的な実践者であり、8,060億ドルの国内総支出を記録した(2021年)。次の最大のR&D実践者は中国で、6,680億ドルであった。米国はGDPの3.5%をR&Dに支出し、この割合は過去最大となった。R&D支出増の大半は、民間企業によるもので、特に、情報技術産業、製薬産業で増加した一方、連邦支出はほぼ横ばいであった。2024年科学工学指標はまた、世界における米国の位置付けが中国の挑戦に直面していることを示している。NSBは3月8日、「科学工学指標は、STEMの人材育成、研究論文出版、特許、知識及び技術集約型製造で、中国が米国を上回っていることを示している」と発表した。