オープン水素イニシアチブ、施設固有の水素の炭素強度を測定するツールキットを発表

オープン水素イニシアチブ(Open Hydrogen Initiative)は、施設レベルで水素の炭素強度を試算するためのオープン・ソース・ツールキットを発表した。このツールキットは、GTIエネルギー(GTI Energy)とS&Pグローバル・コモディティ・インサイト(S&P Global Commodity Insights)が、世界の業界関係者の助けを得て共同開発した。ツールキットは、エネルギーまたは水素を作るために使用される原料の種類などの要因に基づく代表的データから始まるが、利用者は、自分達の施設もしくはサプライヤーのデータを使って結果の精度を上げていくことができる。S&Pグローバル・コモディティ・インサイトの幹部は、「特定の施設における水素関連の炭素排出の定量化を目的として、検証可能で潜在的にユニバーサルな標準を創出する際、このツールキットは世界的に大規模な水素のグレードの基盤を構築する助けとなるであろう」と述べる。グリーン水素やブルー水素といった色分けを用いて特定のソースもしくは生産技術から発生する水素の炭素強度を示すことは、それが気候意識の高い市場にもたらす潜在的な価値を正確には反映しない。水素の購入者と販売者が契約に取り入れることができる具体的な数値の必要性が認識され、約2年前のオープン水素イニシアチブの発足につながった。

Utility Dive “Open Hydrogen Initiative releases toolkit to measure facility-specific hydrogen carbon intensity” (3/28/24)