米国に対し、地域間送電能力35ギガワット追加を提言

非営利組織の北米電力信頼性コーポレーション(North American Electric Reliability Corp.: NERC)が11月4日に発表した送電研究に関する2つ目と3つ目の報告によれば、送電線計画地域の間で35ギガワット(GW)の電力移転能力があれば、異常気象時における米国のエネルギーの適切性を強化し、電気化と電力負荷の増加を可能にする一助となるという。NERCが発表した「地域間移転能力研究(Interregional Transfer Capability Study: ITCS)」は、一定の異常気象のシナリオ下における11の計画地域を対象に、エネルギー不足が生じる可能性を特定している。NERCによれば、異常気象時において必要とされるインポート能力は、国内の地域によって大きく異なり、「ワンサイズ・フィッツ・オール」方式で全てに対処することは非効率的である。今回発表された移転能力に関する2つの事案は、8月に発表された分析と統合して連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission: FERC)に12月2日までに送付される。

Utility Dive “US should add 35 GW of interregional power transfer capacity to boost energy adequacy: NERC” (11/5/24)