核融合エネルギー協会(FIA)、2024年業界報告を発表

核融合エネルギー協会(Fusion Industry Association: FIA)が「2024年世界核融合エネルギー業界(The Global Fusion Industry in 2024)」を発表した。45の民間核融合エネルギー企業を対象に行ったアンケート調査の結果で、対象企業数は前年の43社から増えた。報告によれば、核融合エネルギー業界は71億ドル以上の投資を引き付け、昨年以来新たに9億ドル以上の資金が同技術を支援した。その一環として、公的資金は過去12か月間に57%増加して4億2,600万ドルとなっており、政府が、核融合エネルギーを現実のものとする上で官民パートナーシップは重要であるとの考えを強めていることを示す。また、本報告書は4版目の年次報告となるが、企業は、2030年代に核融合発電を実現するというスケジュールに依然として確固たる意志を持っている。ただし、克服すべき大きな課題はまだあり、回答企業の3分の2が、「2025~2030年は電力の効率性が大きな課題となるだろう」と考え、同じ割合の企業(66%)が、「成功するには資金が大きな障害となる」と回答している。

Fusion Industry Association “FIA Launches 2024 Global Fusion Industry Report” (7/17/24)