アクシオス(Axios)は7月28日、核分裂や核融合技術開発を手掛ける原子力スタートアップ企業へのベンチャー投資が急増していると報じた。市場調査会社のピッチブック社(PitchBook)によると81社に対する2026年の世界投資額が45億ドルを超え、過去最高だった昨年の62億ドル(93社)を上回る見通しという。マイクロ炉開発のアンタレス社(Antares)が3億7,000万ドルの資金を調達した例が顕著で、電力需要急増に加え、先行投資組による市場独占への懸念から参画を急ぐ動きが高まりつつある。原子力規制委員会(U.S. Nuclear Regulatory Commission: NRC)による承認手続きに長期間かかることから、トランプ大統領は新規参入を促すため、手続きを18ヵ月へ短縮するなどの支援を進めており、これが好感されているとみられる。ただし、投資家は豊富な資金力を持つ企業への投資を強化しているとみられ、記事は、今後大手を中心に業界が集約される可能性を指摘している。
Axios “Nuclear energy startup funding is heating up” (07/29/26)
https://www.axios.com/2026/07/28/nuclear-energy-venture-capital