印刷されたパーツの分析と信頼性向上を目指す3D印刷データセットを無料公開

エネルギー省(Department of Energy)傘下のオーク・リッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)は、業界や研究者が3D印刷された部品の品質を評価及び改良するために利用可能な新たな付加製造データセットを公開した。この広範なデータセットにより、印刷中に収集された情報だけを基に、費用と時間を要する生産後分析を必要とせずに、付加製造された部品の品質を検証する取り組みを大幅に強化することが可能になる。過去10年にわたり、ORNLの製造実証施設(Manufacturing Demonstration Facility: MDF)で定期的なデータ収集が行われ、先端製造の初期段階の研究と、結果として生じるコンポーネントの包括的な分析の組み合わせによって3D印刷の性能に関する膨大な情報が蓄積されている。ORNLは、新規のマテリアルや機械、制御を用いて3D印刷の境界を拡大しようと長年取り組んできた経験により、包括的なデータセットを開発及び共有するユニークな能力を得た。この新たなデータセットは現在、オンライン・プラットフォーム通じて無料で利用できる。本件は、ORNLが公開する付加製造データセット・シリーズとして4版目で最も広範なものとなる。

Oak Ridge National Laboratory “Free 3D-printing datasets enable analysis, confidence in printed parts” (7/18/24)