ウッド・マッキンゼー(Wood Mackenzie)が7月29日に発表した報告書「2024年 北米仮想発電所市場(North America virtual power plant (VPP) market 2024)」によれば、仮想発電所(Virtual power plants: VPP)は北米市場で現在、321の市場で1,459件の事例が展開され、33ギガワット(GW)の能力を有しており、「北米においてはパイロットの規模を十分に超えている」という。ただし、こうしたVPPの能力は、分散型エネルギー資源能力全体のわずか19.5%で、従来型の商用・産業需要応答と、住宅のサーモスタット・プログラムが不均衡な割合を占めている。報告書は、「VPPの可能性を大幅に実現するには、効果的なプログラム設計、支援的な州及び連邦政策、卸売市場参加への障害の低減、先端メータリング及び住宅エネルギー管理技術の広範な普及が必要である」としている。