中国は間もなく世界トップのAIイノベーターに

情報技術・イノベーション財団(Information Technology & Innovation Foundation: ITIF)は8月26日、「中国は間もなく世界トップのAIイノベーターになるかもしれない(China May Soon Be the Top AI Innovator in the World)」と題する報告書を発表した。それによれば、人工知能(AI)に関する中国の絶え間ない推進と戦略的投資は、同国がAI分野で米国と対等となる、もしくは米国を上回るのは時間の問題であることを示唆している。輸出管理を通じて中国の先端技術へのアクセスを制限しようとする米国の広範な努力にもかかわらず、これらの措置の効果は限定的で、それどころか中国が国内のエコシステムの成長を進展させることを促すという逆効果につながっている。報告書のキーファインディングとして、①中国はAIの研究論文を先導し、生成AIで競争的になっている(ただし米国の論文の方が影響力は高く、引用や民間部門の関与も多い)、②清華大学は中国の大手AIスタートアップの主要ハブになっている、③中国の大規模言語モデルは米国モデルとの性能の溝を埋めつつある、などが挙げられている。報告書はまた、AIの開発及び導入を強化することを目的として、米国政策策定者への勧告も提示している。

Information Technology & Innovation Foundation “China May Soon Be the Top AI Innovator in the World, New Report Finds” (8/26/24)