マサチューセッツ州の公共ユーティリティ省(Department of Public Utilities: DPU)は2月15日、ネット・メータリング・プログラムの大幅な変更を発表した。同州のマイケル・ジャッジ・エネルギー次官(Michael Jidge)(Undersecretary of Energy)によれば、この変更は、州内の分散型発電の拡大につながる可能性がある。変更点の中で最も影響力の高いものは、発電量が60キロワット(kW)~2000kWのプライベートなビハンド・ザ・メーター設備(behind-the-meter (BTM) facilities)(自家発電設備あるいは蓄電池システムなどのオンサイト発電)と、同60kW~1万kWの公共のBTM設備が、新たなネット・メータリング上限の例外適用となる点である。この例外措置は、州内の3つの投資家所有ユーティリティ機関のうち、2件がサービスを提供するネット・メータリング設備に恩恵をもたらす。また、新たな変更により、ネット・メータリング施設はマサチューセッツ州内の3つの独立系統運用機関(Independent System Operator: ISO)のニューイングランド・ロード・ゾーン及び投資家所有のユーティリティ機関の領域内でクレジットを移行することが、国内で初めて可能になる。このクレジット移行枠組みは、一部の州にとってモデルとなると期待されている。